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放射能はいらない

『推進派はいつも自然も人工も放射線は同じだと言う、【成る程その通りだ。 しかし、問題は放射線ではなく、人工放射性核種は濃縮する事にあったのだ】 』

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4 コメント

「今日は、私と同じく子どもを被曝から避けるために避難をして頑張ってきた友人が、自らの命を絶ってしまった。その彼女の想いを胸に述べさせていただきます」

福島1
福島2


民の声新聞
引用
自分と同じようにわが子を放射線から遠ざけようと避難し、共に苦労した末に自死した友の想いを胸に涙をこらえながら陳述した。住宅打ち切りで心身ともに疲れ果てて逝った「彼女」。松本さんの怒りと哀しみと鎮魂が込められた言葉が永田町に響いた

--

「今日は、私と同じく子どもを被曝から避けるために避難をして頑張ってきた友人が、自らの命を絶ってしまった。その彼女の想いを胸に述べさせていただきます」
 同世代の「彼女」が変わり果てた姿で発見されたのは大型連休中の公園だった。「もちろん、様々な要因が重なったんだと思う。でも一つだけはっきりしてる。それは、原発事故が無かったら避難の必要も無かったし、彼女が自ら命を絶つことも無かったんです」。
 原発事故から数カ月が経った2011年夏、「彼女」は子どもを連れて福島県から東京都内に〝自主避難〟した。

--

 当時、複数回にわたって本紙の取材に応じている。被曝リスクや避難に理解を示さない夫は「テレビでは安全だと言っているじゃないか」、「避難する必要なんか無いんだ」と繰り返した。せめて子どもだけでもという想いを、夫の両親は「そんなに避難させたいのなら、あなたが仕事を辞めて一緒に行きなさい」と一蹴した。何とか夫を説得して母子避難を始めたが、条件となっていた月2回の〝一時帰宅〟では激しい暴力を受けた。理解ある医師が診断書を書いてくれていた。東電からの賠償金もわずかしか渡してもらえなかった。

激しい暴力を受けた
激しい暴力を受けた
激しい暴力を受けた

--

離婚して母子家庭になれば公的支援も受けやすくなるが、夫は離婚には応じなかった。「夫が怒る気持ちも分かります。私が家族をバラバラにさせてしまったんです」、「私が被曝に無関心だったら、私さえ放射能を気にしなかったら、震災前のように暮らせたかな」。自分を責め続け、次第に心のバランスが崩れて行った

--

あの頃、筆者に宛てたメールにこう綴っていた。
 「いつか、いろいろなことが順調に回りだして『母子避難でもハッピー』みたいな取材にお答えできる日が来るように、毎日ちょっとずつ頑張ろうと思います」

 松本さんは言う。「彼女の事を『無かった事』にはしたくないんです」



「彼女の事を『無かった事』にはしたくないんです」

「夫が怒る気持ちも分かります。私が家族をバラバラにさせてしまったんです」

「私が被曝に無関心だったら、私さえ放射能を気にしなかったら、震災前のように暮らせたかな」


泣く



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コメント

MORRI 2017/05/28 20:59  編集 URL

何とも痛ましい……。

kokikokiyaさん、いつも貴重な情報を
発信して下さってありがとうございます。

私はつい先頃、東北関東から避難してきた方たち
数人のお話を聞く機会がありました。
幸い、ご家族で移住されたり、
身内の理解を得られた方たちばかりでしたが、
それでも大変なご苦労と気苦労が
あるようでした。

時間の関係で短いお話ししか伺えませんでしたが、
色々と考えさせられた一日でした。
kokikokiya 2017/05/29 00:19  編集 URL

Re: 何とも痛ましい……。

MORRIさん、こんばんは。
ひょっとしてツイッター?

少しはそれらしき話は聞いていましたが、これほど具体的に
聞くのは始めてでなんともやりきれない、なんで今になっての心境です。
自主避難者を応援してきた皆さんもそうでしょう。
ましてやあれほど守ろうとしてきた子供を残してこの世を去るとは、
「おだやかな日常」を思い出します。

映画『おだやかな日常』の後は映画『みなさん、さようなら』、ふざけているのか!
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-1673.html
ネタバレになるけど、主人公はガス自殺をはかる

子供が成長して父の元に帰りたいとでも言ったのかどうか
自死した母が哀れでなりません。
住宅家賃打ち切りでこころが折れたのか?

母子家庭でも毎日笑い声を絶やさずにいて欲しかった

もう絶対にこれ以上は自死など無いように、ほんとの応援支援が
いまから必須なのですが、もう周りは風化ばかりでしょうか。



なな 2017/05/29 13:57  編集 URL

No title

余りに辛すぎる話です。
自殺された方のお子さん・ご夫君・義理の親・実の親は、今、どのように感じ考えているのでしょう?
子どもを守って生き抜きたいと言う願いを、きちんと論議せずに、力で押さえつけようとして、全てを壊してしまった・・・。
権力に思考停止する人は、自分が権力をふるえる相手には、服従のみを要求する。
良く見る風景ですが、自殺された方の感性・判断力・行動力に敬意を感じるだけに、残念でたまりません。
住宅支援継続の署名は頑張ったけれど、私に出来る事、他に何かあるでしょうか?
kokikokiya 2017/05/29 19:38  編集 URL

Re:余りに辛すぎる話です

> 住宅支援継続の署名は頑張ったけれど、私に出来る事、他に何かあるでしょうか?


避難の協同センター
http://hinan-kyodo.org/

避難者専用相談ダイヤル
住まいのこと、暮らしのこと、法律のこと、ご相談ください
tel:070-3185-0311
(月〜金 10:00〜17:00 出られないときは折り返します)
E-mail: hinankyodo@gmail.com

避難の協同センター情報サイト
https://www.hinan-kyodo.info/


ある母子避難のお母さんのSOS
https://www.hinan-kyodo.info/product-page/%E3%81%82%E3%82%8B%E6%AF%8D%E5%AD%90%E9%81%BF%E9%9B%A3%E3%81%AE%E3%81%8A%E6%AF%8D%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AEsos
5/18
今日も避難者の個別支援に費やす1日となった。最近、パルシステムの職場に出勤し溜まっている仕事を処理しようとPCの前に腰を据えようとすると、必ず避難者からのSOS連絡が来る。今日も2時間程で職場を後にして避難者が待つ現場へ駆けつける。深刻な事例の為にここでは書けないが、お会いした母子避難のお母さんに寄り添うしかない。長期化する避難生活で住宅問題だけでない生活困難が家族全体を追い込んでしまった内容だ。寄り添う理由は「ひとりぼっちにしてはいけない事」複合的な困難をヒアリングし、どのようにひとつづつ問題解決するべきか対策計画を組み立てる。

●今日も深刻な相談を受けた。ある母子避難のお母さん、2人の子どもは障がいをお持ちで子供を車で、支援学校に通わす為に、送り迎えに大半の時間を費やす。生活が厳しく生活保護を受けたいと言う。よく話を聞いてみると2013年の避難である事から住宅無償提供を受ける資格がなかった。2012年12月以降、応急仮設供与が打ち切られていた。

でも被ばく影響での健康被害が表れた。

それでも制度の壁で、受けれたのは高速道路無料のみ、だから生活がどんなに厳しくても福島県の民賃補助も受けれない。生活保護を申請しても車の所有が理由で却下されている。子どもの障がいで車が必要、絶対おかしい。役所の水際作戦かもしれない。明日から地元のネットワークを使い役所同行して対策に入る。「制度だからできません。」簡単に言い放つのは止めてほしい。ひとりひとりの暮らしの困難を深く聞き取り、どのように生活を支援していくか寄り添うのが「人間の国」、


●でも今日は本当に痛感した。住宅無償供与の権利すら、避難生活の遅れで獲得できずに、何の経済的賠償が受けれなくて「自力避難」してきた母子避難のお母さんの窮状の現実に向き合ってこれなかった自分の無知、でも今日の母さんの苦しみと出会いを大切にする。


●今日の個別支援に同行してくれた鎌仲ひとみ監督、昨年冬の「避難の協同センター」の相談会に何回も参加して頂いた。多くの自主(自力)避難者の心の支えとなっている。鎌仲さんの事務所に立ち寄り、今後の取り組みについて意見交換!現場と辛い立場の人々に寄り添い続ける映画監督、もっともっと応援したい。


●夜は江戸川橋に移転したNPO法人「もやい」に訪問、大西連理事長、加藤事務局長と若い相談スタッフが、私の個別相談の苦闘を知っていて「できる協力をしたい」と連絡をくれた。私たちがこれまで対応してきた支援内容を共有、今後のもやいとの連携の具体化について意見交換、保証人引き継ぎ、生保同行など協力してくれる。これからも続く、避難者ひとりひとりの複合的で連鎖する貧困と困難、やっぱりネットワーク力で解決していくしかないと思う。もやいの協力の申し出は涙が出る程に嬉しい。
(瀬戸)



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