京都市民有志が京大病院に申し入れをして、7/11月曜日までに詳細な報告をせよとなっているが、

京大病院に尋ねた人が、3H 0.2MBq 111In 5MBqと言われたらしい
放射性同位元素等が管理区域外で漏えいしたとき。
報告が出ていないので、病院側が言う通り、管理区域外に出ていないはずだが、新聞記事では「敷地外」となっているのであきらかにこれはおかしい
しかし病院とは違う旧産科病棟ということだから、全域が管理区域だったのかもしれんが
RI規制の現状
引用
主な事故は、RIの漏えい、紛失・誤廃棄
放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律施行規則(抄)
(報告の徴収)第39条
第1項 許可届出使用者、(中略)は、次のいずれかに該当するときは、その旨を直ちに、その状況及び
それに対する処置を10日以内に原子力規制委員会に報告しなければならない。
(1)放射性同位元素の盗取又は所在不明が生じたとき。
(中略)
(4)放射性同位元素等が管理区域外で漏えいしたとき。(後略)
----------------------
それでインジウム111はこれだろう

http://www.nmp.co.jp/member/list/51_03.html
引用
包装(容量) 74MBq(1.0mL)
これは新品で多すぎるので、使い古しの残りが5MBqだったのだろう
------------------------------
トリチウム標識化合物
生化夜話 第7回:3ジョン+1トニー→?
引用
一番はじめに考案された標識法は、トリチウムガス(3H2)を満たした容器に化合物を数日から数週間入れておくだけという大変簡単なものでした。開発者であるケネス・ウィルツバッハの名前からウィルツバッハ法と呼ばれるこの手法は、
主な非密封RIの供給量
引用

研究機関で3Hが多く使われているというのは、知らなかった、てっきりTc99mとばかり思っていたが、読みがはずれた
治療と研究では違うのだろう 死んだ動物の臓器で研究していたらしいから
2-7.RIの利用における課題
引用
RI利用減少の要因
・代替技術の開発・普及 (RI→蛍光プローブ,特に生命科学分野)
・RI実験に不慣れな利用者の増加及び指導者の不足
教育機関における人材育成が不十分
例えば、
大学において学生が管理区域内でRI実験に用いたサンプルを管理区域外の研究室で使用。使用後の放射性廃棄物は産業廃棄物として廃棄又は同研究室の流しから廃棄し、汚染(平成26年)
原子力利用においては、安全確保がその前提。原子力利用に携わるすべての組織において、安全最優先の価値観が全体として共有され、その価値観に基づいて日々の業務が実行される必要がある。
薬剤開発の一連の作業
1) 標的分子の選定
2) 標的薬剤の選定
3) 有機合成化学(放射性標識を意識して)
4) 標的(レセプター、酵素)との親和性試験(酵素阻害能)
5) 放射性標識(標識剤)
6) 細胞動態(細胞内取り込み)
7) 動物実験(組織分布、腫瘍組織集積等)
8) イメージング実験
9) 薬剤安全性評価
10) 臨床応用
• RI利用の減少による放射線施設の廃止に伴い、放射線の安全管理を教育する場が減少している。
• 放射線の専門家を育てるべき大学等の教育機関でも人材不足が生じているおそれがある。
• 教育の場の減少及び人材不足から、核となる教職員の退職等によって技術、知識の伝承が途絶えてしまい、RI利用に際して
の安全管理に支障をきたす状況が生じかねない。
• これらは主任者だけではなく、経営層等あらゆる階層において認識する必要がある課題
事故の事例
放射性同位元素の管理区域外への漏えい 発生日H26.12.17 当庁への報告日H26.12.24
12月17日に原子力規制庁が実施した立入検査において、「長期間、放射性同位元素による汚染の状況の測定がなされていないことから、大至急、管理区域外も含め汚染の状況の測定を行うこと」を指摘。
上記指摘を受け、同社は汚染の状況の測定(スミヤ測定)を行った結果、12 月24日、管理区域出入口付近の管理区域外の通路において、放射性同位元素による汚染を確認。管理区域外の汚染調査の結果は、以下のとおり。
ニッケル63 0.020 Bq/cm2
トリチウム 0.033 Bq/cm2
同社は、管理区域出入口付近への立入りを禁止し、従事者が立ち寄りそうな又は触れそうな箇所(トイレ、食堂、棚、机等)へ汚染調査を拡大中。なお、現時点で、従事者の行動範囲全般で汚染あり。
管理区域外の汚染レベルが微量であり、環境・人体への影響はないものと推測されるが、今後詳細に検討する。
H25.8.27 J-PARCの放射性物質漏えい事故において、事故時の対応が不適切だったため
H25.9.3 株式会社IHIが届出を行わず、クリプトン85を含む機器を使用・販売していたため
H26.4.18 警察庁より警備協力の要請があったため。
オバマ・アメリカ合衆国大統領来日に伴う原子力事業者等への施設・設備の保安管理体制及び保安確保に関する通知の発出について
京都祇園祭は、燃えているか!

京大病院に尋ねた人が、3H 0.2MBq 111In 5MBqと言われたらしい
放射性同位元素等が管理区域外で漏えいしたとき。
報告が出ていないので、病院側が言う通り、管理区域外に出ていないはずだが、新聞記事では「敷地外」となっているのであきらかにこれはおかしい
しかし病院とは違う旧産科病棟ということだから、全域が管理区域だったのかもしれんが
RI規制の現状
引用
主な事故は、RIの漏えい、紛失・誤廃棄
放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律施行規則(抄)
(報告の徴収)第39条
第1項 許可届出使用者、(中略)は、次のいずれかに該当するときは、その旨を直ちに、その状況及び
それに対する処置を10日以内に原子力規制委員会に報告しなければならない。
(1)放射性同位元素の盗取又は所在不明が生じたとき。
(中略)
(4)放射性同位元素等が管理区域外で漏えいしたとき。(後略)
----------------------
それでインジウム111はこれだろう

http://www.nmp.co.jp/member/list/51_03.html
引用
包装(容量) 74MBq(1.0mL)
これは新品で多すぎるので、使い古しの残りが5MBqだったのだろう
------------------------------
トリチウム標識化合物
生化夜話 第7回:3ジョン+1トニー→?
引用
一番はじめに考案された標識法は、トリチウムガス(3H2)を満たした容器に化合物を数日から数週間入れておくだけという大変簡単なものでした。開発者であるケネス・ウィルツバッハの名前からウィルツバッハ法と呼ばれるこの手法は、
主な非密封RIの供給量
引用

研究機関で3Hが多く使われているというのは、知らなかった、てっきりTc99mとばかり思っていたが、読みがはずれた
治療と研究では違うのだろう 死んだ動物の臓器で研究していたらしいから
2-7.RIの利用における課題
引用
RI利用減少の要因
・代替技術の開発・普及 (RI→蛍光プローブ,特に生命科学分野)
・RI実験に不慣れな利用者の増加及び指導者の不足
教育機関における人材育成が不十分
例えば、
大学において学生が管理区域内でRI実験に用いたサンプルを管理区域外の研究室で使用。使用後の放射性廃棄物は産業廃棄物として廃棄又は同研究室の流しから廃棄し、汚染(平成26年)
原子力利用においては、安全確保がその前提。原子力利用に携わるすべての組織において、安全最優先の価値観が全体として共有され、その価値観に基づいて日々の業務が実行される必要がある。
薬剤開発の一連の作業
1) 標的分子の選定
2) 標的薬剤の選定
3) 有機合成化学(放射性標識を意識して)
4) 標的(レセプター、酵素)との親和性試験(酵素阻害能)
5) 放射性標識(標識剤)
6) 細胞動態(細胞内取り込み)
7) 動物実験(組織分布、腫瘍組織集積等)
8) イメージング実験
9) 薬剤安全性評価
10) 臨床応用
• RI利用の減少による放射線施設の廃止に伴い、放射線の安全管理を教育する場が減少している。
• 放射線の専門家を育てるべき大学等の教育機関でも人材不足が生じているおそれがある。
• 教育の場の減少及び人材不足から、核となる教職員の退職等によって技術、知識の伝承が途絶えてしまい、RI利用に際して
の安全管理に支障をきたす状況が生じかねない。
• これらは主任者だけではなく、経営層等あらゆる階層において認識する必要がある課題
事故の事例
放射性同位元素の管理区域外への漏えい 発生日H26.12.17 当庁への報告日H26.12.24
12月17日に原子力規制庁が実施した立入検査において、「長期間、放射性同位元素による汚染の状況の測定がなされていないことから、大至急、管理区域外も含め汚染の状況の測定を行うこと」を指摘。
上記指摘を受け、同社は汚染の状況の測定(スミヤ測定)を行った結果、12 月24日、管理区域出入口付近の管理区域外の通路において、放射性同位元素による汚染を確認。管理区域外の汚染調査の結果は、以下のとおり。
ニッケル63 0.020 Bq/cm2
トリチウム 0.033 Bq/cm2
同社は、管理区域出入口付近への立入りを禁止し、従事者が立ち寄りそうな又は触れそうな箇所(トイレ、食堂、棚、机等)へ汚染調査を拡大中。なお、現時点で、従事者の行動範囲全般で汚染あり。
管理区域外の汚染レベルが微量であり、環境・人体への影響はないものと推測されるが、今後詳細に検討する。
H25.8.27 J-PARCの放射性物質漏えい事故において、事故時の対応が不適切だったため
H25.9.3 株式会社IHIが届出を行わず、クリプトン85を含む機器を使用・販売していたため
H26.4.18 警察庁より警備協力の要請があったため。
オバマ・アメリカ合衆国大統領来日に伴う原子力事業者等への施設・設備の保安管理体制及び保安確保に関する通知の発出について
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