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放射能はいらない

『推進派はいつも自然も人工も放射線は同じだと言う、【成る程その通りだ。 しかし、問題は放射線ではなく、人工放射性核種は濃縮する事にあったのだ】 』

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よくわかる!天然核種と人工核種の混在する居住環境における空間線量率の測定

Appendix 4.2: 居住環境における空間線量率の測定
引用
川俣町居宅A
居住環境
家屋 A の裏手は急こう配の法面(竹林、雑木林)となっており、家屋の正面には道路を挟んで田
んぼが広がっている。家屋と道路の間は斜面で、田んぼの方が家屋より1段低い配置となってい
る。このような配置により、1 階の床面に近い位置では田んぼを直接望むことができない。裏手
の竹林、雑木林は、家屋に向かってそそり出ているため、家屋 A の居住環境には、周辺環境から
の落ち葉を通じた放射性物質の移行(流入)がある。

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○NaI(Tl)シンチレーション式サーベイメータによる空間線量率測定結果の詳細
居住環境2


屋外が0.88マイクロで、屋内は0.2~0.6ぐらいにいろいろになっている

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○放射性物質の蓄積個所での測定結果
※居住施設に設けられた雨どい等付随設備を含む生活環境に係る放射性物質の蓄積個所には○雨印を、落ち葉による放射性物質の流入に伴う蓄積個所には○葉印を付した。
居住環境3


雨どいの下とかの濃縮高線量のところは21マイクロとか出ている

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家屋 A 屋外での in-situ 測定によるγ線スペクトル
居住環境4


家屋 A 屋内での in-situ 測定によるγ線スペクトル
居住環境5


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スペクトルの結果から、これを空間線量に換算すると、
居住環境6


屋外では、天然核種のカリウム40 ウラン238 トリウム232の寄与分で0.038マイクロシーベルト/h

人工核種のセシウムで0.626マイクロシーベルト/h

あわせて、0.664マイクロシーベルト/h



何もなかったのに、突然屋外では約20倍の人工核種に汚染されてしまった

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屋内では、天然核種カリウム40 ウラン238 トリウム232の寄与分が、0.0461μSv/h

(屋外より若干高くなったのは、壁や屋根や基礎のコンクリートなどに混じった天然核種の影響か、あるいは線量がふらついた誤差だろう)

人工核種のセシウムの寄与分は、0.0853μSv/h

(屋内では天然核種の約2倍で、屋外では20倍だったからかなり木造家屋でも遮蔽が効いている。家によっていろいろだが、測る位置も家のど真ん中で場所によっても違ってくる、ここは低いところを探して測ったようだ


あわせて、屋内では、0.131μSv/h


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どちらにしろこうやってよく見ると、天然核種と人工核種の量の違いがよくわかる。

当然吸い込んだら、市川先生の「人工核種は濃縮する」だから外部内部被曝のリスクが「buvery長く住むとなると問題になる」だから、住めないだろう




福島の高校生の「外部線量は変わらなかった」早野が翻訳して論文提出 査読されてOKの世界に公開

Measurement and comparison of individual external doses of high-school students living in Japan, France, Poland and Belarus – the “D-shuttle” project –
引用
ena.jpg

Ena=えな=恵那市

ここは行ったことあるから知っているが、まさかこういうことで出会うとは思わなかった。

ウランのむき出しの土壌を測定しているユーチューブ動画もあるし、相当な天然放射能の豊富なところらしい、知らなかったが。


さすがは比較対象に持ってくる早野大先生だ。



ena2.jpg


福島ではコンクリート造りの学校では線量が低く家の方が高いと言っていたが、その家(0.102μSv/h)の方は、恵那(0.091μSv/h)のオール天然核種の線量よりも高い。


表面的な線量だけで、その中味は教えないという、高校生が将来真実を知ったらどうなるかが悲しいのだが、いくら言っても「安全だ、安心だ、絆だ、食べて応援だ、差別するな、フクシマと言うな、よそとも変わらないんだ、なんでもないんだ、いろいろ」

の現状では、残念でしようがない。


人工核種が問題なのだが、みんな知っているはずなのだが。




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