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SSL化に伴いテンプレートを変更しました 10年目ではないか 笑い

放射能はいらない

『推進派はいつも自然も人工も放射線は同じだと言う、【成る程その通りだ。 しかし、問題は放射線ではなく、人工放射性核種は濃縮する事にあったのだ】 』

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3 コメント

山下俊一「甲状腺超音波画像診断、血液学検査、血液スメアの保存、血清TSH,freeT4濃度の測定、血清保存が行われ」


この動画は、福島県のHPで下記のように訂正されています。

------------ ここから
訂正:質疑応答の「100マイクロシーベルト/hを超さなければ健康に影響を及ぼさな­い」旨の発言は、「10マイクロシーベルト/hを超さなければ」の誤りであり、訂正し­、お詫びを申し上げます。ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。
------------ ここまで 

しかし、その後に続く言葉は、「もう5とか10とか20とかいうレベルで、外に出てい­いかどうかということは明確です。」になっています。
「20とかいうレベルで」と言っているので、この訂正ですと意味が通じません。

---------------------------------------------------
いわき市民のチェーンメール
引用
福島、関東で検出された放射線。
今、野菜に付着しているI131ホウ素は洗い流せば大丈夫ですし、飲料水混入の場合は、煮沸すれば蒸気蒸発します。問題ありません。自然界放射線と変わらない放射線レベルですよ(^-^)v
普段摂取しているカリウムも体内から400マイクロシーベルトの放射線を体内から出しています。
長崎の友達の周りにも原爆被爆者がいますが、元気に長生きしているそうです。
現在の放射線は、何らか問題は無いそうです。
長崎大学大学院の山下教授のいわき講演を聞いて来たいわきの主婦の方からメールが来ました。
以下
県放射線健康リスク管理アドバイザーに就任された「山下俊一」先生
長崎大学大学院医学博士の講演会が20日平体育館でありました。

「いわきは大丈夫です」という力強いメッセージをいただきました。
私のようなただの主婦にもわかりやすく説明してくださりました。
信頼することができるその道のプロと感じました。
長崎は原発から立場上がって来た街です。
今回の原発は使用済み燃料でガンマ線です
原爆やJCOの臨海(稼動中)事故は中性子です。
中性子は水とコンクリートの両方が無いと防げません。原爆の中性子は地上600mで爆破し、ほとんどが上空成層圏へ行きました。
ガンマ線のヨウ素、セシウムはコンクリートで防げるレベルです。
放射能の単位も
マイクシーベルト
その上が
ミリシーベルト
その上が
シーベルトです
被爆された方で助かった方は、一番上の単位の2.5シーベルトで、亡くなった方は、10シーベルトです。
今、テレビラジオで報道されているのはシーベルトの100万分の一のマイクロシーベルトレベルの放射線です。
また間違っていけないのは、パーアワーが付く事です。
報道されている放射線を1時間体に浴びた値です。
待避圏ギリギリの35Km位の所に住んでいますが、今現在原発が沈静下にある訳ですので、自信をもっていわきに住み続けたいです。
一生懸命頑張って作業している、自衛隊、消防士の方々を信じたいと思います。

----------------------------------

ついに福島大学の学者達が山下俊一大先生解任に向けて立ち上がる
引用
福島大学の教授・准教授・助教のかたがたは、約250名おられます。
 うち准教授のかたは99名で、このなかの12名のかたがたが、この度の
 要望書に署名下さいました。
 ちなみに、教授は准教授より多いです。

 准教授12名のかたがたには、国民の命を守るという大儀と正義ある
 行動を心から感謝し、敬服したします。

 心配なのは、多勢に無勢で、このかたがたが、政権・県知事や多勢の
 権力追従派教職陣からの、迫害を受けないか、ということです。

 決して、そのような理不尽が許されることのないよう、正義あるかたがた
 のご支援を、是非ともお願いいたします。

----------------------------------------

そして福島県民の正義は来たらず、直訴人はさらし首となってしまった。


チェルノブイリ原発事故後の健康問題
引用 平成12年2月29日長崎大学山下俊一

1986年4月26日未明、人類史上最悪の原発事故が旧ソ連邦ウクライナ共和国のチェルノブイリ原子炉4号炉で発生した。すでに14年が経過したが、数百万Ci(キュリー)の放射線降下物による環境汚染と一般住民の健康問題、さらに除染作業に従事した消防士や軍人の健康問題など懸案事項は今なお未解決のままである。むしろ経済状況の悪化や記憶の風化とともに、急性放射線被ばく問題から、晩発性障害に現地では論点が移りつつある。しかし、日本では、先の東海村臨界事故で再度急性放射線障害やその対策が、チェルノブイリ原発事故を教訓に問題となっている。現地の住民達は、事故後長年に渡り放射能の目に見えない影響に対して、不安を持ち続けなければならない被害者意識の中で、精神身体影響問題が大きな関心事となっている。それでは今一体チェルノブイリ周辺では何が起きているのか、著者らの10年にわたる現場での医療支援活動を元に、最近の知見について小児甲状腺がんの多発問題を中心に紹介する。

 1996年4月の事故後10周年では、IAEA(国際原子力機関)/EC(欧州委員会)/WHO(世界保健機関)の国際共同会議での報告どおり「チェルノブイリ周辺では1990年から激増している小児甲状腺がんのみが、唯一事故による放射線被ばくの影響である」、と世界中の科学者が合意している。

 すでに外部被ばく線量が低く、主に放射性降下物の内部被ばく影響を受けているチェルノブイリ周辺の一般住民では、血液疾患の頻度は放射線との因果関係は実証しにくい現状である。現地では貧血や好酸球増加が多く見られ、免疫不全を示唆するデータの報告もあるが、いずれも放射線に起因する確かな証拠は無い。当然白血病の増加も確認されていない。

 それでは何故小児甲状腺がんのみが注目されているのだろうか。幼少時期に体外からレントゲンなどの外部被ばくをうけると成人となってからの甲状腺がんの発生頻度が増加することが知られている。一方、検査や治療などで汎用されるヨード131では晩発性の甲状腺がんの発生報告は無く、一般に人においては内部被ばくによる発がんの証明はなされていない。ところが、チェルノブイリ原発事故では大量に大気中に放出された核種は大半が短半減期の放射性ヨード類であり、空気中や食物連鎖によるミルクなどを介して乳幼児に摂取されている。さらにチェルノブイリ周辺がヨード不足の地方性甲状腺腫の多発地域であることも、普段からヨード飢餓の状況にあったと考えられている。すなわち放射性ヨードの胎児や乳幼児、小児への影響とともに、慢性ヨード不足や事故後の不適切な無機ヨード剤の配布なども考慮される必要がある。

 この間、チェルノブイリ笹川プロジェクトが1991年5月から1996年4月までの5年間で現地周辺12万人の調査解析を終了し、その検診結果をすべて報告している。その後も著者らは本事業に10年間近く関わってきたが、現在、本プロジェクトの成果が最も信頼できる最大規模の臨床データを蓄積している。本活動の特徴は、①放射線感受性の高い子供(事故当時0-10歳)を対象とした健康調査を行い、今後の対策の基本となる正確な情報の収集と住民への正しい知識の伝播につとめ、②広島、長崎の原爆被爆経験と実績を元に、同一診断基準と統一された検診プロトコールを用いて、甲状腺と血液異常の診断に主眼をおき、③更に体内被曝線量の現状評価をセシウム137を測定し対応したことである。チェルノブイリ周辺では事故当時20歳以下の人工構成は100万人と推定され、広範な地域に居住地域が散在するために、ベラルーシ共和国では、ゴメリ州ゴメリ市、モギュロフ州モギュロフ市、ロシア連邦ではブリヤンスク州クリンシー市、ウクライナ共和国ではキエフ州キエフ市、ジトミール州コロステン市の5基幹センターを設置し、検診バスを用いて活動を行った。すべての対象者には、問診表とデータ登録が行われ、甲状腺超音波画像診断、血液学検査、血液スメアの保存、血清TSH,freeT4濃度の測定、血清保存が行われ、異常者は二次スクリーニングで超音波診断の再検査と、エコー下吸引穿刺針生検と細胞診が施行された。


1.甲状腺検診の結果
 すでに詳細は日本語、英語でまとめられているが、その結果を各種甲状腺疾患の頻度として表1に示す。12万人の検診は、統一された診断基準で行われたが、特にゴメリ州において高頻度な画像異常と甲状腺結節を見出している。その中でも60例以上の小児甲状腺がんを発見した。最も放射線汚染が深刻なこのゴメリ州における最近までの年次別甲状腺がんの発見数(手術で確認されたベラルーシがん登録BelCMT)は表2に示すが、その多くは事故当時0から5歳の年齢層に集中している。この事実は、今後もこの地域のこの年齢群を甲状腺がんのハイ・リスク・グループとして注意深いフォローアップが必要である。

2.小児甲状腺がんの特徴
 甲状腺検診で問題になるのは、発見されたがん甲状腺結節や異常甲状腺エコー所見の取り扱いである。これら結節患者にエコーガイド下吸引針生検と細胞診を試みると7%に甲状腺がん(大部分は乳頭がん)が発見される。すでにこれらの患者の半数以上が周辺リンパ節転移を認め、術後のヨード131治療を必要としている。中には肺などへの遠隔転移も認められている。病理学的には、硬化型、繊維化病変が多く見られ、砂粒状石灰化や浸潤傾向が強い。幸いなことに、術後のヨード131治療の効果が非常に良いのも特徴の一つであり、長年にわたる注意深い観察治療が必要である。

3.小児甲状腺がんの遺伝子異常
 正常甲状腺には発現しないret/PTC遺伝子再配列産物が、チェルノブイリ周辺の小児甲状腺乳頭がん組織に高頻度に証明されている。特にタイプ3のret/PTC3が高頻度に見出され、放射線障害との関係で研究が進んでいる。これら受容体型チロシンキナーゼ遺伝子類の再配列異常に関しては、他にもNGF受容体やAxl受容体などの遺伝子異常が注目されている。しかし、rasやp53などの遺伝子異常の報告はない。

4.今後の展望
 チェルノブイリ周辺住民の事故による直接外部被ばく線量は低く、白血病などの血液障害は発生していないが、放射線降下物の影響により、放射性ヨードなどによる急性内部被ばくや、半減期の長いセシウム137などによる慢性持続性低線量被ばくの問題が危惧される。現在、特に小児甲状腺がんが注目されているが、今後、青年から成人の甲状腺がんの増加や、他の乳がんや肺がんの発生頻度増加が懸念されている。長期にわたる国際協調の下での、協力、支援活動が必要であり、今後とも唯一の原子爆弾被ばく国の責務として、現地への貢献が望まれている。
 最後にチェルノブイリの教訓を過去のものとすることなく、「転ばぬ先の杖」としての守りの科学の重要性を普段から認識する必要がある。


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この一連の流れはもう2年も経って、

常識だ!!!


知らない人はそのまま「知らぬが仏」となるがいい。


福島県甲状腺検査、平成24年11月1日現在で約100人のガン予想となる。


もう27人になった、早い、次のガン予想と続く!


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コメント

MORRI 2013/07/02 06:55  編集 URL

No title

kokikokiyaさん、早いもので、今年も半分が終わりましたね。
毎日、拝見しています。ありがとうございます。

甲状腺がん、既に確定12名、疑い15名なんですね。
これだけ多発しても、まだ黒を白と言い張るつもりなんでしょう。

被曝と関係ないとしても、これだけ多いのは普通じゃありません。
福島の風土病なら風土病で、他に原因があるはずですから、
被曝と無関係と言う人には、ぜひそこの所を説明して頂きたいものです。
kokikokiya 2013/07/02 15:50  編集 URL

MORRI さん

ほんとだ、もう半年も過ぎている。

去年の今頃はガレキ反対集会で燃えていましたが、遠い昔のような気がします。年寄りは忘れていくのが早い。

最近も汚染地図作りに没頭してソフトやエクセルをいじりまくり肩こりも忘れるぐらいでした、おかげで庭の草はぼうぼうです。

福島県で甲状腺ガンが1名までなら推進派の言うとおり「安心です」と思っていましたが、複数になった去年の段階で推進派の言うことは崩壊しました。すでに27人では危険を通り越しました。

福島県の下水汚泥のヨウ素131の発生が他県に比べて多すぎるのは、全身転移の甲状腺検査をしているものと思われます、これは茨城県もしかりです。

この国土省下水汚泥データをすべてエクセルでまたまた分析で大忙しです。

誰もやらないので日本の福島のこども孫のために爺ちゃんが頑張っております。


kokikokiya 2013/07/03 00:50  編集 URL

素晴らしい情報をありがとうございます。

貴重な現地情報です。

能天気に見ない振りをして過ごす人が多いのには
困惑します。

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