換気扇 3日間止めず 東海村・加速器事故 原研「線量低く、説明要らない」
引用 2013年6月18日 13時54分 東京新聞
日本原子力研究開発機構(原子力機構)と高エネルギー加速器研究機構(高エネ研)が共同で運営する加速器実験施設「J-PARC」(茨城県東海村)で放射性物質が漏れ、職員らが被ばくした事故で、両機構が事故後に施設内の放射線量を下げるため、換気扇を三日間近く回し続けていたことが十八日、県などへの取材で分かった。 (林容史)
当初の説明では、換気扇を回したのは二十三日の二回。一回目は三十分間で、二回目は時間の長さに言及していなかった。機構側は「線量の低下を確認しており周辺への影響はない」と弁明するが、周辺の反発は必至だ。
両機構によると、五月二十三日の事故発生後、施設内の放射線量が上昇し、八基ある換気扇(排風ファン)を回した。しかし、原子力機構などによると、実際には一回目は約十五分で止めたが、二回目は回し続け、最後に止めたのは二十六日午前十一時二十六分。
二回目に換気扇を回し、周辺に放射性物質が放出されモニタリングポストの線量率が上昇していることを確認した後も回し続けた。事故を公表した二十五日、県が立ち入り調査した時も動いていた。この日、村内の六小学校で運動会があった。
放射性物質の放出目的で換気扇を回したことに周辺自治体が猛反発している。
しかし、換気扇を三日間近く回したことについて、両機構は六月中旬の住民説明会や、施設を統括するJ-PARCセンターの池田裕二郎センター長らが関係自治体に謝罪に訪れた際にも説明しなかった。
事故発生から二日後、立ち入り調査した県原子力安全対策課の担当者は、換気扇が回っているのを不審に思ったが、機構側は「(室温を下げる)空調のために回している」と説明。担当者は止める権限がないと判断したという。
一方、J-PARCセンターの担当者は取材に、「担当者がファンを止め忘れた。意図的に隠していたのではない。放射線量の低下は確認しており、説明しなくてもいいと考えた」と答えた。

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http://j-parc.jp/ja/topics/HDAccident2013052902.pdf
1000億ベクレル出た方向に保育園がある。
最初にすべての情報を包み隠さずに迅速に公開するのが隠蔽だと思われない鉄則だ、これでJ-PARCは終わった。
慎太郎氏が橋下市長に「終わったね…この人」
終わっている人が終わったと言っている。
「大強度陽子加速器施設J-PARCハドロン実験施設における放射性物 質漏えいについて(第二報)」及び「事故・故障等発生報告書」の 提出について
引用
HDシフトリーダは、HD実験ホール内ガンマ線モニタ値の上昇が収まり、中 性子モニタ値がビーム停止と同時に減少した事を確認、HD放射線発生装置 責任者(@つくば)に報告した。
HDシフトリーダおよびHD放射線発生装置責任者は、排気する ことで線量が下がる場合には放射化空気が原因であり、もしく は線量に変化が無い場合にはビーム軌道の異常やエリアモ ニタの動作の不具合等を検討する必要があると考えた。
KEK職員Bが、HD実験ホール内エリアモニタの動作健全性を確認するため に、排風ファンを回して排気することをHD放射線発生装置責任者(@つくば) に提案した。KEK職員Bが排風ファンを起動した。
放射化した空気を 排気することで空気中の放射能濃度を下げ、ユーザーへの被 曝の可能性を低減させるために排風ファンを運転することを 提案した。
HD実験ホール内の作業者のホール外への退出を開始した。
18:20頃放射線管理室員Aが、サンプリングしたHD実験ホール内の空気のGe測定結 果から空気由来以外の核種の存在を確認し、HD管理区域責任者に口頭で 報告した。
(第1種管理区域への設定には思い至らなかった。)
汚染検査をうけないまま退出した者もいる。
汚染拡大、放射能人間!
表面汚染の管理区域内の基準 (40Bq/cm2 )を超えていないこと、また内部被曝は、顔面サーベイの測定値 約4Bq/cm2 から、主な核種をNa24と仮定し、数µSv程度と評価した。今後の 対応を協議した。
隠蔽の始まり第一弾
報告事象には該当しないと判断した。それに異議は上 がらなかった。
J-PARCとして内部被ばくが少ないことを確認するために、 WBC受診者を募ったところ、4名(職員2名、国内大学ユー ザー2名)の希望者があり、時刻調整を行い2回に分けて検査 を行った。
隠蔽破れる第一弾
隣接する核サ研のモニタリングポストの一部で23日15時ごろ、および17時30 分ごろに線量が上昇している件について、核サ研から放射線管理室員に問 い合わせがあり、放射線管理室員からHD管理区域責任者、放射線取扱主 任者に連絡した。
HD管理区域境界に設置したエリアモニター(γ線)の記録データがHD管理 区域責任者から右の者に示された。23日の15時頃と17時30分頃に排風ファ ンの作動と同期して放射線レベルがわずかに増加していることが明らかに なった。
共通基盤施設長は規制当局への報告事象には該当しないとのセンターの 判断を知り、副センター長(KEK)、安全・広報担当理事あてに、地元との協 定に基づく報告事項に当たる可能性を指摘した。
理研仁科センター安全業務室員から放射線取扱主任者、共通基盤施設長 に、当日HD実験ホールで作業をし汚染検査開始以前に退出した理研の研 究員について、本日13:40頃に汚染検査を実施したところ、表面汚染(靴裏 で3kCPM)が検出され、靴を回収した旨メールにて通知された。
放射能人間が外部に放射能をばら撒いていた決定的情報が外部からもたらされて、終に、悪だくみの隠蔽を断念せざるを得なくなる。
センター長が緊急連絡が必要と判断した。
現地対策本部が開設され、関係者が招集された。センター長が現場指揮所 を開設した。
原子力規制委員会に連絡
茨城県に連絡
東海村に連絡
現地対策本部が法令報告に該当するものと判断した。
2013/5/2611時頃HD実験ホール排風ファンを停止した。
エリアモニターの値を確 認したところ、すでに通常値に戻っていたので、排風ファンを 停止することはしなかった。26日になって排気を継続する理由 がなくなったため止めることにした。
----------------------------
以上がざっと時系列の出来事で、核燃サイクル研、理研仁科センターのような外部に情報が知れて隠蔽を断念せざるを得なくなったというのが、この事件の核心だろう。
23~24日は小田原評定が行われていたのだろう。
「事故原因の全貌を明らかにするためには金標的部分の 詳細な調査が不可欠であるが標的周辺の放射線量が高いと推定されるため現在は標的を含む 1 次ビームラインの開放ができずそれに先立ち排気の手順 等を検討している段階である。したがって原因の究明にはさらに時間を要する ものと考えている。」
「4.2 放出された放射性物質量の評価 実験ホール内における様々な測定結果を総合的に検討して、実験ホールから 管理区域外に漏えいした放射性物質の総量評価を進める。具体的には、(1)ハ ドロン実験ホール内にあるエリアモニタの値を再現する放射性物質の濃度を計 算によって逆算すること、および(2)事故当時採取した空気を定期的に測定 し各核種の半減期を解析することにより、放出量評価の精査を行っている。」
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まず緊急に保育園のこどもたちの健康調査が、一番だ!!!
フクイチに続く被曝が懸念される!!!
引用 2013年6月18日 13時54分 東京新聞
日本原子力研究開発機構(原子力機構)と高エネルギー加速器研究機構(高エネ研)が共同で運営する加速器実験施設「J-PARC」(茨城県東海村)で放射性物質が漏れ、職員らが被ばくした事故で、両機構が事故後に施設内の放射線量を下げるため、換気扇を三日間近く回し続けていたことが十八日、県などへの取材で分かった。 (林容史)
当初の説明では、換気扇を回したのは二十三日の二回。一回目は三十分間で、二回目は時間の長さに言及していなかった。機構側は「線量の低下を確認しており周辺への影響はない」と弁明するが、周辺の反発は必至だ。
両機構によると、五月二十三日の事故発生後、施設内の放射線量が上昇し、八基ある換気扇(排風ファン)を回した。しかし、原子力機構などによると、実際には一回目は約十五分で止めたが、二回目は回し続け、最後に止めたのは二十六日午前十一時二十六分。
二回目に換気扇を回し、周辺に放射性物質が放出されモニタリングポストの線量率が上昇していることを確認した後も回し続けた。事故を公表した二十五日、県が立ち入り調査した時も動いていた。この日、村内の六小学校で運動会があった。
放射性物質の放出目的で換気扇を回したことに周辺自治体が猛反発している。
しかし、換気扇を三日間近く回したことについて、両機構は六月中旬の住民説明会や、施設を統括するJ-PARCセンターの池田裕二郎センター長らが関係自治体に謝罪に訪れた際にも説明しなかった。
事故発生から二日後、立ち入り調査した県原子力安全対策課の担当者は、換気扇が回っているのを不審に思ったが、機構側は「(室温を下げる)空調のために回している」と説明。担当者は止める権限がないと判断したという。
一方、J-PARCセンターの担当者は取材に、「担当者がファンを止め忘れた。意図的に隠していたのではない。放射線量の低下は確認しており、説明しなくてもいいと考えた」と答えた。

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http://j-parc.jp/ja/topics/HDAccident2013052902.pdf
1000億ベクレル出た方向に保育園がある。
最初にすべての情報を包み隠さずに迅速に公開するのが隠蔽だと思われない鉄則だ、これでJ-PARCは終わった。
慎太郎氏が橋下市長に「終わったね…この人」
終わっている人が終わったと言っている。
「大強度陽子加速器施設J-PARCハドロン実験施設における放射性物 質漏えいについて(第二報)」及び「事故・故障等発生報告書」の 提出について
引用
HDシフトリーダは、HD実験ホール内ガンマ線モニタ値の上昇が収まり、中 性子モニタ値がビーム停止と同時に減少した事を確認、HD放射線発生装置 責任者(@つくば)に報告した。
HDシフトリーダおよびHD放射線発生装置責任者は、排気する ことで線量が下がる場合には放射化空気が原因であり、もしく は線量に変化が無い場合にはビーム軌道の異常やエリアモ ニタの動作の不具合等を検討する必要があると考えた。
KEK職員Bが、HD実験ホール内エリアモニタの動作健全性を確認するため に、排風ファンを回して排気することをHD放射線発生装置責任者(@つくば) に提案した。KEK職員Bが排風ファンを起動した。
放射化した空気を 排気することで空気中の放射能濃度を下げ、ユーザーへの被 曝の可能性を低減させるために排風ファンを運転することを 提案した。
HD実験ホール内の作業者のホール外への退出を開始した。
18:20頃放射線管理室員Aが、サンプリングしたHD実験ホール内の空気のGe測定結 果から空気由来以外の核種の存在を確認し、HD管理区域責任者に口頭で 報告した。
(第1種管理区域への設定には思い至らなかった。)
汚染検査をうけないまま退出した者もいる。
汚染拡大、放射能人間!
表面汚染の管理区域内の基準 (40Bq/cm2 )を超えていないこと、また内部被曝は、顔面サーベイの測定値 約4Bq/cm2 から、主な核種をNa24と仮定し、数µSv程度と評価した。今後の 対応を協議した。
隠蔽の始まり第一弾
報告事象には該当しないと判断した。それに異議は上 がらなかった。
J-PARCとして内部被ばくが少ないことを確認するために、 WBC受診者を募ったところ、4名(職員2名、国内大学ユー ザー2名)の希望者があり、時刻調整を行い2回に分けて検査 を行った。
隠蔽破れる第一弾
隣接する核サ研のモニタリングポストの一部で23日15時ごろ、および17時30 分ごろに線量が上昇している件について、核サ研から放射線管理室員に問 い合わせがあり、放射線管理室員からHD管理区域責任者、放射線取扱主 任者に連絡した。
HD管理区域境界に設置したエリアモニター(γ線)の記録データがHD管理 区域責任者から右の者に示された。23日の15時頃と17時30分頃に排風ファ ンの作動と同期して放射線レベルがわずかに増加していることが明らかに なった。
共通基盤施設長は規制当局への報告事象には該当しないとのセンターの 判断を知り、副センター長(KEK)、安全・広報担当理事あてに、地元との協 定に基づく報告事項に当たる可能性を指摘した。
理研仁科センター安全業務室員から放射線取扱主任者、共通基盤施設長 に、当日HD実験ホールで作業をし汚染検査開始以前に退出した理研の研 究員について、本日13:40頃に汚染検査を実施したところ、表面汚染(靴裏 で3kCPM)が検出され、靴を回収した旨メールにて通知された。
放射能人間が外部に放射能をばら撒いていた決定的情報が外部からもたらされて、終に、悪だくみの隠蔽を断念せざるを得なくなる。
センター長が緊急連絡が必要と判断した。
現地対策本部が開設され、関係者が招集された。センター長が現場指揮所 を開設した。
原子力規制委員会に連絡
茨城県に連絡
東海村に連絡
現地対策本部が法令報告に該当するものと判断した。
2013/5/2611時頃HD実験ホール排風ファンを停止した。
エリアモニターの値を確 認したところ、すでに通常値に戻っていたので、排風ファンを 停止することはしなかった。26日になって排気を継続する理由 がなくなったため止めることにした。
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以上がざっと時系列の出来事で、核燃サイクル研、理研仁科センターのような外部に情報が知れて隠蔽を断念せざるを得なくなったというのが、この事件の核心だろう。
23~24日は小田原評定が行われていたのだろう。
「事故原因の全貌を明らかにするためには金標的部分の 詳細な調査が不可欠であるが標的周辺の放射線量が高いと推定されるため現在は標的を含む 1 次ビームラインの開放ができずそれに先立ち排気の手順 等を検討している段階である。したがって原因の究明にはさらに時間を要する ものと考えている。」
「4.2 放出された放射性物質量の評価 実験ホール内における様々な測定結果を総合的に検討して、実験ホールから 管理区域外に漏えいした放射性物質の総量評価を進める。具体的には、(1)ハ ドロン実験ホール内にあるエリアモニタの値を再現する放射性物質の濃度を計 算によって逆算すること、および(2)事故当時採取した空気を定期的に測定 し各核種の半減期を解析することにより、放出量評価の精査を行っている。」
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まず緊急に保育園のこどもたちの健康調査が、一番だ!!!
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