福島第一原子力発電所の燃料組成評価
引用
表 71 1 号機炉心、短期中性子放出率(neutron/sec/core) ..................................................... 169
表 72 1 号機炉心、長期中性子放出率(neutron/sec/core) ..................................................... 169
表 73 2 号機炉心、短期中性子放出率(neutron/sec/core) ..................................................... 170
表 74 2 号機炉心、長期中性子放出率(neutron/sec/core) ..................................................... 171
表 75 3 号機炉心、短期中性子放出率(neutron/sec/core) ..................................................... 172
表 76 3 号機炉心、長期中性子放出率(neutron/sec/core) ..................................................... 172
表 77 1 号機使用済燃料プール、短期中性子放出率(neutron/sec/core) ................................... 173
表 78 1 号機使用済燃料プール、長期中性子放出率(neutron/sec/core) ................................... 174
表 79 2 号機使用済燃料プール、短期中性子放出率(neutron/sec/core) ................................... 174
表 80 2 号機使用済燃料プール、長期中性子放出率(neutron/sec/core) ................................... 175
表 81 3 号機使用済燃料プール、短期中性子放出率(neutron/sec/core) ................................... 176
表 82 3 号機使用済燃料プール、長期中性子放出率(neutron/sec/core) ................................... 177
表 83 4 号機使用済燃料プール、短期中性子放出率(neutron/sec/core) ................................... 177
表 84 4 号機使用済燃料プール、長期中性子放出率(neutron/sec/core) ................................... 178
3. 5 中性子放出率 (α, N) Spontaneous fission Tota
----------------------------------------------------------------
Spontaneous fissionは自発核分裂でわかったが、(α, N) はなに?
放射化
引用
放射化(ほうしゃか、Radioactivation)とは、もともとは放射能が無い同位体が、他の放射性物質等から発生する放射線を受ける事によって、放射性同位体となること。放射化の度合いは、放射線の種類とエネルギー、及び放射線を受ける同位体に依存する。
放射化は宇宙線による炭素14の生成のように自然界でも起こっている。人工的な放射化は1934年、キュリー夫人の娘イレーヌ・キュリーとその夫フレデリックによって初めて発表された。彼女らはポロニウムから生じたアルファ線をアルミニウムに照射し、
27AL(α、N)30P
の反応により安定同位体から放射性同位体が生成することを確認した。この功績により、1935年に2人はノーベル化学賞を受賞している。
原子力エネルギーの利用を目的とする原子力発電所や加速器等を構成する材料の一部は、施設の運転中に発生する中性子によって放射化する。更に、中性子照射によって放射化した材料の中でも、施設の解体・処分時にある一定以上の残留放射能を持つものについては、低レベル放射性廃棄物へと区分されることが予想されている。
放射化を利用した分析手法が放射化分析である。また、γ線源であるコバルト60合成のために以下の反応が利用されている。
59Co(N,γ)60Co
------------------------------
α線がぶつかって中性子線が出る奴もいたんだ。高エネルギーガンマー線が当たっても出る奴もいるらしい。
よし、わかった、いろいろいるんだ。

これを合体させて、

フクイチのメルトダウンした炉心に最初は1秒間に936億個の中性子線を出す核燃料が理論的にはあったということだ。連鎖反応して出ていたからもっと多いはずだが、これは連鎖なしの場合だろう。
こんなに出てたらなくなっちゃうのじゃないのと思ったが、

ウラン238が全炉心で243トンもあればその原子数は、数え切れないほどの数だから、少々では消えない。
やはり中性子は出まくるのだろう。おとなしく炉心の中に居ればいいのだが、どうやら出てきている。

明日に向けて(314)自発核分裂性物質で内部被曝するとどうなるのか・・・。
引用
それに、
核燃料集合体の場合、プルトニウム240のみが単独で存在するような系よりも、
Pu239やU235などの核分裂性の元素が混合した粉末状固体として存在しているわけで、
体内細胞の水環境に、この粉末が入ると、
いわば体内にナノパーティクル・サイズの原子炉が出来てしまい・・・
自発核分裂で生成された中性子に起因して、
或る程度の回数の核分裂連鎖反応が起きるのではないかと。
これが、この間、私がもっとも恐れているシナリオです。
倍倍ゲームで増えるから、単純に考えれば、
自発核分裂一回あたり連鎖反応がたった5,6回続いただけでも、
50個くらいのFPが新たに生成されるわけです。
それが年間に30000回とすると、軽く1,500,000個のFPが体内で生成される。
それがまた崩壊して放射線を発する・・・
しかも、半減期が極端に短いものが出て来たら、高ベクレル数になるうえ、
安定同位体になるまで何回もβ崩壊を続けるので、とても厄介なことになる。
こういうわけで、超ウラン元素を含む核燃料の飛散というのは、
K-40のような自然界に普遍的に存在するα崩壊核種とは
全然違う危険性を孕み持つと、シロウトなりに考えるものです。
---------------------------------------------
2011年の頃は「自発核分裂」とか聞いても、???の状態だったがこれでやっとわかった。
現実にこういう核種がこれだけ中性子を出しています、計算はこうですと具体的に指摘してくれるとわかりやすい。キュリウムというのが一番多く出している。
Cm-242御殿場で0.001Bq/kg

ガンマー線を測るよりも中性子線を測るほうが汚染度の判定が確実ではないか。
除染か避難かの判別式となる!!!
中性子飛来方向測定装置の研究 防衛大学校 理工学研究科
引用
表 71 1 号機炉心、短期中性子放出率(neutron/sec/core) ..................................................... 169
表 72 1 号機炉心、長期中性子放出率(neutron/sec/core) ..................................................... 169
表 73 2 号機炉心、短期中性子放出率(neutron/sec/core) ..................................................... 170
表 74 2 号機炉心、長期中性子放出率(neutron/sec/core) ..................................................... 171
表 75 3 号機炉心、短期中性子放出率(neutron/sec/core) ..................................................... 172
表 76 3 号機炉心、長期中性子放出率(neutron/sec/core) ..................................................... 172
表 77 1 号機使用済燃料プール、短期中性子放出率(neutron/sec/core) ................................... 173
表 78 1 号機使用済燃料プール、長期中性子放出率(neutron/sec/core) ................................... 174
表 79 2 号機使用済燃料プール、短期中性子放出率(neutron/sec/core) ................................... 174
表 80 2 号機使用済燃料プール、長期中性子放出率(neutron/sec/core) ................................... 175
表 81 3 号機使用済燃料プール、短期中性子放出率(neutron/sec/core) ................................... 176
表 82 3 号機使用済燃料プール、長期中性子放出率(neutron/sec/core) ................................... 177
表 83 4 号機使用済燃料プール、短期中性子放出率(neutron/sec/core) ................................... 177
表 84 4 号機使用済燃料プール、長期中性子放出率(neutron/sec/core) ................................... 178
3. 5 中性子放出率 (α, N) Spontaneous fission Tota
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Spontaneous fissionは自発核分裂でわかったが、(α, N) はなに?
放射化
引用
放射化(ほうしゃか、Radioactivation)とは、もともとは放射能が無い同位体が、他の放射性物質等から発生する放射線を受ける事によって、放射性同位体となること。放射化の度合いは、放射線の種類とエネルギー、及び放射線を受ける同位体に依存する。
放射化は宇宙線による炭素14の生成のように自然界でも起こっている。人工的な放射化は1934年、キュリー夫人の娘イレーヌ・キュリーとその夫フレデリックによって初めて発表された。彼女らはポロニウムから生じたアルファ線をアルミニウムに照射し、
27AL(α、N)30P
の反応により安定同位体から放射性同位体が生成することを確認した。この功績により、1935年に2人はノーベル化学賞を受賞している。
原子力エネルギーの利用を目的とする原子力発電所や加速器等を構成する材料の一部は、施設の運転中に発生する中性子によって放射化する。更に、中性子照射によって放射化した材料の中でも、施設の解体・処分時にある一定以上の残留放射能を持つものについては、低レベル放射性廃棄物へと区分されることが予想されている。
放射化を利用した分析手法が放射化分析である。また、γ線源であるコバルト60合成のために以下の反応が利用されている。
59Co(N,γ)60Co
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α線がぶつかって中性子線が出る奴もいたんだ。高エネルギーガンマー線が当たっても出る奴もいるらしい。
よし、わかった、いろいろいるんだ。

これを合体させて、

フクイチのメルトダウンした炉心に最初は1秒間に936億個の中性子線を出す核燃料が理論的にはあったということだ。連鎖反応して出ていたからもっと多いはずだが、これは連鎖なしの場合だろう。
こんなに出てたらなくなっちゃうのじゃないのと思ったが、

ウラン238が全炉心で243トンもあればその原子数は、数え切れないほどの数だから、少々では消えない。
やはり中性子は出まくるのだろう。おとなしく炉心の中に居ればいいのだが、どうやら出てきている。

明日に向けて(314)自発核分裂性物質で内部被曝するとどうなるのか・・・。
引用
それに、
核燃料集合体の場合、プルトニウム240のみが単独で存在するような系よりも、
Pu239やU235などの核分裂性の元素が混合した粉末状固体として存在しているわけで、
体内細胞の水環境に、この粉末が入ると、
いわば体内にナノパーティクル・サイズの原子炉が出来てしまい・・・
自発核分裂で生成された中性子に起因して、
或る程度の回数の核分裂連鎖反応が起きるのではないかと。
これが、この間、私がもっとも恐れているシナリオです。
倍倍ゲームで増えるから、単純に考えれば、
自発核分裂一回あたり連鎖反応がたった5,6回続いただけでも、
50個くらいのFPが新たに生成されるわけです。
それが年間に30000回とすると、軽く1,500,000個のFPが体内で生成される。
それがまた崩壊して放射線を発する・・・
しかも、半減期が極端に短いものが出て来たら、高ベクレル数になるうえ、
安定同位体になるまで何回もβ崩壊を続けるので、とても厄介なことになる。
こういうわけで、超ウラン元素を含む核燃料の飛散というのは、
K-40のような自然界に普遍的に存在するα崩壊核種とは
全然違う危険性を孕み持つと、シロウトなりに考えるものです。
---------------------------------------------
2011年の頃は「自発核分裂」とか聞いても、???の状態だったがこれでやっとわかった。
現実にこういう核種がこれだけ中性子を出しています、計算はこうですと具体的に指摘してくれるとわかりやすい。キュリウムというのが一番多く出している。
Cm-242御殿場で0.001Bq/kg

ガンマー線を測るよりも中性子線を測るほうが汚染度の判定が確実ではないか。
除染か避難かの判別式となる!!!
中性子飛来方向測定装置の研究 防衛大学校 理工学研究科
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