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放射能はいらない

『推進派はいつも自然も人工も放射線は同じだと言う、【成る程その通りだ。 しかし、問題は放射線ではなく、人工放射性核種は濃縮する事にあったのだ】 』

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始めからわかっていた「原子力防災技術者が語る福島原発事故の深層」

JPpress
2012.10.04(木)烏賀陽 弘道

原子力防災技術者が語る福島原発事故の深層(その1)
引用 

6から

PBSを動かしてメルトダウンの時間まで予測演算したということは、最悪のシナリオでの放射性物質の放出量も当然計算され、原子力安全・保安院は知っていたことになる。それはまったく公表されていない。細野豪志・首相補佐官が近藤駿介・原子力委員長に依頼して作成した「最悪のシナリオ=170キロ避難シナリオ」が後になって毎日新聞の記事として出てきた(細野氏の『証言』、講談社)。

種別の放出量まで計算できた

──放出量はベクレル数で10の16乗から10の18乗とか、事故が起きてみないと分からないもんだとばかり思っていました。そうじゃないんですね? 事前に分かっているんですね?

 「格納容器ベントする場合とか、最終的に格納容器が破壊される場合とかの放射能放出量をPBSにより出すことができます」

──圧力が高まって格納容器が破裂する、温度が上がって溶けるということですよね。

 「壊れるのと同時に、中の放射能がどれぐらい出るか計算してある。だからいろんな放射性物質、例えば希ガスとか、ヨウ素、ストロンチウム、プルトニウム、ほとんどすべて種別に全部計算できるんですよ」

──えっ! 元素別にということですか? きめ細かい。さすが日本製だ。

 「いや、そういうのはアメリカが開発してただけです(笑)」

──なるほど。考えてみると、そういう過程のシミュレーションをやってしまえば、温度や圧力や化学反応式から、何がどうなるっていうのを予測できるのですね。

 「シナリオとしては、大体が、注水が止まっちゃうわけです。全電源喪失になって水位が下がって炉心が露出する。溶融するわけです。溶融した燃料も圧力容器の下に溜まる。下に溜まって底をえぐるわけですよ。圧力容器をえぐったらその下はコンクリートで、それもえぐっていくんです」

──コンクリートも溶かしてしまうんですね?

 「溶かすと言うよりは、溶融燃料とコンクリートが科学反応を起こしちゃうんです。それでボロボロになっちゃうんです」

──つまり高温によって溶けるわけではなくて、化学反応を起こすんですね?

 「そうです。それがいわゆるチャイナシンドロームです。下手すりゃ、溶けた燃料がアメリカから地球を貫通して中国まで行くって話です」

──日本で起きたら「ブラジルシンドローム」ですね。地下にそうやって溶けた燃料がコンクリートさえ突き破って潜りこむと、地下水と反応してその水蒸気爆発するんじゃないかと小出裕章氏が指摘していました。それもありうるのですか。

 「放置したとしたらそうなりますね。だけど、いろんな条件で計算したのですが、最終的には何でもいいから水を放り込むんです。そうすると反応を止められる。すると格納容器が破損する前に止められて、格納容器の外に地下水があるんだけど、そっちまでは、まず行くことはない」

──「水なら何でもいい」とおっしゃるのは、海水でもいいからということですね?

 「そうです」

──川の水を引こうが海の水を引こうが、ぶち込んで冷やすということですよね。

 「その段階の格納容器に水を入れるのはきわめて簡単です。今回の福島で大変だったのは原子炉に水を入れようとしたんです。あれはちょっと難しかったです」

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スピーディ以外に、単独でパソコンで動くPBSという計算プログラムがあって、それですべてが予測できていたとは、驚いた。去年の3月にスピーディ問題で騒がれていた時に、ちらっとその話があったが、忘れ去られていた。

すべてが事前にわかっていたのだ。核災害、核戦争に準備していた米国では準備万端だったのだ。

放出核種まで予測が出来るとはすごい。

きっと、どれだけの放射線障害が出て、何年後に何人がガンで死ぬかまで予測ができるのだろう。
広島長崎やプルトニウム人体実験で放射能が人体に与える影響まで調べ上げているはずだ。

ソフトの計算どおりに現実に放射能が拡散されているかを一番に調べるために、偵察機を飛ばしたのだろう。

それがこのデータだったのか。

「NNSA(アメリカ国家核安全保障局)による大気中のダスト分析データ」より


海外情報に注目して、隠蔽国家日本の情報は話半分にしておいた方がよいだろう。

烏賀陽 弘道さんのその後の情報に注目だ!!!


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